2021/05/17 08:55
収穫直後のマンゴーは、じつはまだ食べ頃ではありません。
赤くてほんのりいい香りがするので食べられそうなのですが、この時点ではまだ果肉は硬く、酸味が強くて甘さはほとんどありません。
マンゴーを美味しく食べるには、「追熟」という熟成期間が必要です。
追熟に必要な熟成期間は、収穫後およそ3~7日程度となります。
熟成中は、常温(室温)で日陰などの日光が直接当たらない、風通しの良い場所での保管が必要となります。
冷蔵庫などの低い温度では低温障害が発生してしまい、熟成されなくなってしまいます。また、日光に当たり続けると日焼けして傷んでしまいますのでご注意ください。
なお、当農園では、「追熟」を妨げないよう、常温での発送・配送としております。
商品がお手元に届きましたら、マンゴーの状態を確認いただき、以下の内容を食べ頃の見極めにご活用ください。
収穫直後のマンゴーは、白っぽく粉をふいた様な状態となっています。この粉の様なものをプルームと呼びます。表面はサラサラしていて、硬い触感をしています。香りは強くなくて、嗅いでみると少しいい香りがする程度です。
熟成が進むと、プルームが取れて、表面がしっとりとしてツヤツヤした状態になります。
果肉は指で軽く押すと少しくぼむぐらい柔らく(強く押したり握ったりすると潰れてしまいますのでご注意下さい)、フルーティーな香りが漂い始め、この状態が食べ頃のサインとなります。
食べ頃を迎えたら冷蔵庫で軽く冷やして、お召し上がりください。